TMS
(統合マネジメントシステム)
基本方針

私たちは法的、社会的責任を全うし、利害関係者の満足に応えるためにISMS、QMS、EMSのマネジメントシステムを統合した「統合マネジメントシステム(TMS)」をマネジメントのベースとし、このシステムが有効に実施されていることをPDCAサイクルにより、定期的に監視、継続的に改善します。

ISMS基本方針

  • 顧客など利害関係者の安心と信頼に応えるために、取り扱う情報の管理を徹底します。
  • セキュリティ事故を未然に防止するために、事故防止の手順を確立し、全社員が遵守して行動します。
  • 情報資産に関するリスクを分析し、適切な管理策を整備し、継続的に改善します。

品質方針

  • 顧客の信頼と満足度の向上に努めるため、顧客のニーズを満たす高品質な製品やサービスを提供します。
  • 事業活動の品質を保証していくため、組織的なプロセス向上を図るとともに、一人一人が自分自身の業務の品質向上に努めます。
  • 活動内容の振り返りを徹底し、現状に満足することなく品質向上活動に継続的に取り組みます。

環境方針

  • 事業活動において、地球環境保護を課題と位置付け、省資源、省エネルギーなど環境負荷を低減します。
  • 製品やサービスの提供において、業務効率を高める取組みを徹底することで生まれる効果により環境への影響を継続的に改善します。
  • 環境保護に対する意識の向上を図るため、関連法規制及びその他要求事項を遵守し、社内外へ環境方針・環境目標を周知徹底します。

ISO認証導入の効果と期待

  • 全社的にISMS取得により情報セキュリティを守るという意識の浸透が出来る。
    (社内での各種業務・議論に於いて「ISMS的にはどうか」という発言が見られる)
  • セキュリティインシデント・事象の報告体制(是正処置管理票)を運用し、全社統一的な対応指示が出来る。
  • また、起きたことの情報がプールされることで、場当たり的な対応が減っている。
  • セキュリティに関してお取引先に安心感をもっていただける。
  • セキュリティに取り組む姿勢をわかりやすい形でお客様にアピールすることが出来る。
  • QMS取得により「品質」を意識して、既に行っている作業の意味を再認識出来、さらなる品質向上に繋げている。
  • 開発中の重要ポイントで確認の記録を取ることにより、問題を次ステップへ残す事を減らせる。
  • EMS取得により「環境」を見据えた品質向上に繋げ、共にステップアップる事が出来る。
  • 社員全員が「環境」活動を意識するようになり、よりシームレスな社会貢献が行える。
  • プロジェクト毎の品質・環境管理に関する記録を共有することにより、精度の向上に寄与している。
  • 全社的にISMS/QMS/EMSの記録を分析でき、次年度計画へ反映(PDCA)することが出来る。

ISO認証導入の成功要因

  • 何事も全社一丸となって取り組む土壌がある。
  • 強力なトップダウンの推進力とボトムアップの力が同じ目的に向けて合致した。
  • 審査機関をJQAとしたこと。
  • 特に審査員に戴いた改善の機会(アドバイス)によるところが大きい。
  • 専任の要員を確保したこと。
  • またISMS・QMS・EMS各委員会の設立と活発な活動がある。